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にんにく卵黄の手づくりレシピ

にんにく卵黄の簡単手作りレシピをご紹介!効能も合わせて紹介します!


昨今のパンデミックもあり、わたしたちの日常生活のなかで以前にも増して感染予防に対する意識が向上したのではないでしょうか?また同時に、自分の免疫力を強くし、感染症にかかりにくくする方法についても注目が集まりました。

免疫とは「疫病を免れる」とも書くことからわかるように、感染症から人間の体を防御するシステムですが、同時に病気に対しても予防する働きがあります。見えない体のなかにありますが、わたしたちが健康に日々を暮らすために、必要不可欠な役割を果たしているといってもよいでしょう。

その免疫の力を高める方法のひとつとして、いくつかの食べ物が注目されています。そのなかでも、昔から世界中で食されてきた食材のひとつであるにんにくが、最近新たに見直されていることをご存知でしょうか?さらににんにくの効果を高める食材でもある卵黄を加えたにんにく卵黄も、魅力的な食品として健康に対する意識の高い方たちのなかで話題を集めています。

今回の記事では、このにんにく卵黄に焦点をあててみました。そもそもにんにく卵黄とはどのような食べ物なのか、そしてどのような効能が期待できるのかについて、ポイントを説明いたします。加えて、自宅でも作れる方法、またにんにくと卵黄を用いた料理の人気のレシピもご紹介します。

この記事を読むことで、にんにく卵黄に対する理解を深めていただくだけでなく、健康な体を手に入れるひとつの方法を知っていただくことができるでしょう。

江戸時代から伝わる常備食、にんにく卵黄とは?

にんにく卵黄とは、にんにくと卵黄を混ぜ合わせて作った食品です。実は古くは江戸時代から、とくににんにくの産地でもあった南九州地方を中心に、日本の各家庭で作られていたといわれています。当時薩摩から江戸までの約1,600kmある道のりを、参勤交代のために歩いて行った武士たちが、このにんにく卵黄を常備食として携行していたことが記録に残っているのです。

そのレシピは形を変えて現代の日本でも受け継がれており、健康増進に役立つ食品として注目されています。

免疫力アップ!にんにく卵黄の効能

免疫力アップ

昔から、にんにくには風邪の予防だけでなく、糖尿病や高血圧の予防や改善にも使われてきました。また卵は病気になれば食べることが推奨された栄養価の高い食べ物であり、貴重な食材として扱われてきました。

では具体的にどのような栄養素が、それぞれの食材の効能を発揮しているのでしょうか?

たとえばにんにくには、辛味の成分でもあるアリシンと呼ばれる硫黄化合物が含まれています。アリシンには強い抗菌作用があることがわかっており、人間がもつ免疫システムの能力を向上させる作用があると考えられています。事実かぜの原因ともなるライノウイルスのほか、インフルエンザウイルスの感染予防に効果のあることが、科学的にも証明されているのです。

このほか、にんにくにはがんや体内の慢性的な炎症を抑える作用があることもわかっており、さらに糖尿病、心臓病などが重症化する危険性を下げています。血圧やコレステロールを下げる効果もあり、いわゆる生活習慣病の予防効果も期待されます。まさに理想の食材ともいえるのが、このにんにくです。

また卵黄には、脳の活性化に役立つコリンという成分が豊富に含まれており、認知症予防への効果が期待されています。さらに殺菌作用が強いことから風邪薬の成分にも含まれているリゾチーム、疲労回復やストレス軽減が期待できるアミノ酸ビタミン類・ミネラル・鉄分なども多く含まれている食材です。

自家製にんにく卵黄の簡単作り方レシピ

ではさっそくにんにく卵黄の作り方をご紹介します。今回は、できる限りご家庭で簡単に作れるように、シンプルなレシピをご紹介します。

<材料・分量>(1年分の目安)
にんにく 1kg
卵黄 4個分
はちみつ 大さじ2杯
ごま油 大さじ4杯

< 作り方 >

  1. まずにんにくは皮をむきます。このとき、にんにくの底の硬い分は切り落としましょう。そして竹串が簡単に入るくらい柔らかくなるまで鍋あるいは蒸し器で蒸します。
  2. 柔らかくなったにんにくは、卵黄、はちみつと一緒にミキサーにかけて潰します。
  3. 潰したにんにくを鍋にうつし、ごま油を加えて強火にかけます。こげないようにかき混ぜ、白い煙がでてくると弱火にします。その後ゆっくりをかき混ぜながら、ツヤが出てくるまでじっくりと煮ます。およそ1時間半程度かかると思ってよいでしょう。
  4. 火を止めたら、ペースト状になったにんにく卵黄を冷まします。冷めたら2-3cm大にちぎり、そのまま室温で10時間ほど寝かせ、さらに棒のように伸ばします。その後、さらに7~8時間室温で乾燥させます。
  5. 乾燥させたのち、5mm前後の大きさになるように切り分け、さらに10時間ほど乾燥させて出来上がりです。出来上がった粒状のにんにく卵黄は、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
  6. 出来上がったにんにく卵黄は、冷蔵庫で1年は保存できます。1回で数粒ずつ食べるとよいでしょう。

にんにくと卵黄を使った献立紹介!アボカドを使った栄養満点おつまみ

栄養満点で健康にもよいにんにく卵黄ですが、保存食として作るには少し手間がかかるので難しいという方がいらっしゃるかもしれません。そのような方に、にんにく卵黄の粒に関連させて、にんにくと卵黄を材料として使ったおすすめ料理をご紹介します。

まずは抗酸化作用が期待できるビタミンEやビタミンC、そのほかにもミネラルや食物繊維を豊富に含むことからスーパーフードとしても人気の高い、アボカドを取り入れた料理です。手軽さを優先させ、今回はおつまみとして楽しめる一品です。

<材料・分量>
アボカド 1個
卵黄 1個分
にんにく すりおろしたものを少々
醤油 大さじ1杯
粉末だし 2つまみ

<作り方>

  1. アボカド以外の調味料を混ぜ合わせます。
  2. アボカドを一口サイズにカットします。
  3. アボカドに調味料をかければ完成です。

にんにくと卵黄を使った献立紹介!にらを使って風邪予防に効くすごい一品

<材料・分量>(2人分)
にら 1束
卵黄 2個分
にんにく 2かけ
醤油 大さじ2(できればだし醤油を使用)

にんにく卵黄がもつ、免疫力をさらに高める食材としてにらに注目してみました。にらには、にんにくにも含まれている辛味成分であるアリシンが多く含まれていますが、アリシンには強力な殺菌作用があることがわかっています。にんにくと合わせて、昔からかぜの予防ににらが使われてきたことからもわかります。ただしアリシンは熱に弱い特徴がありますので、加熱しすぎないように注意しましょう。

<作り方>

  1. にらは5cmほどの長さに切り、沸騰させてお湯に1~2分通します。
  2. すりおろしたにんにくと醤油を混ぜ、卵黄を落とします。
  3. にらを円状に盛り付け、中央に卵黄をのせ、残りのたれをにらにかけます。

にんにくと卵黄を使った献立紹介!牛肉となすの味噌入り炒めは夏バテ予防に最適の一品

最後に、スーパーの特売などで安く売られている牛肉の切り落としを使ったレシピもご紹介しておきます。牛肉には、体を作るもとになるアミノ酸やタンパク質が豊富です。また代表的な夏野菜でもあるなすを使うことで、効果的にミネラルやビタミンを補給でき、健康的に夏バテ予防に役立てられます。味噌を加えることでごはんもすすむ、今日の料理におすすめの一品です。

<材料・分量>
牛肉(切り落とし) 200g
なす 1個
ねぎ 1/3本
にんにく 1かけ
卵黄 1個分
ごま油 大さじ1
調味料
みそ 30g
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
水 大さじ2

<作り方>

  1. 食材をカットする。なすとねぎは斜め切りに薄く、にんにくは薄切りにします。また調味料はよく混ぜ合わせます。
  2. ごま油をフライパンで熱し、牛肉、なす、ねぎ、にんにくを加えて炒めます。
  3. 調味料を加え、火を弱めてよくかき混ぜます。
  4. 火が通ったら、火を止めて卵黄を加える。素早く全体をからめるように混ぜて完成です。

手軽ににんにく卵黄の効果を得たい人は、サプリがおすすめ

自家製にんにく卵黄の粒は面倒、手作り料理でにんにく卵黄を味わうことも大変という方は、手軽に口にできるサプリもあります。

たとえばにんにく卵黄にビタミンEや鉄分だけでなく、ローヤルゼリーまで配合した「プレミアム健康にんにく卵黄+鉄」は、免疫機能のアップだけでなく、老化予防肌の健康維持に役立つビタミンEや鉄分も含まれているスグレもの。

アボカドなどの食材を使った料理で摂っていた栄養素も、効率よく取り入れることが可能です。忙しい日々のなかで、あまり手間をかけられない方には、ぜひ積極的に摂っていただきたいサプリです。

日本ローヤルゼリーのにんにく卵黄+鉄
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まとめ

にんにく卵黄の作り方だけでなく、にんにくと卵黄を食材として使って手軽に作れる料理もご紹介しました。併せてにんにくや卵黄が、免疫力の向上だけでなく、さまざまな病気の予防や症状改善に役立つこともご紹介しました。

実際にご自宅でにんにく卵黄を作ることは、簡単ではないかもしれません。しかし健康な体はすぐに手に入れられるものではありません。やはり、健康を意識した日々の食事や生活習慣を積み重ねた結果、到達できるものです。

にんにく卵黄を一口食べれば、あなたもにんにく卵黄のファンとなることは間違いないでしょう。ぜひ少しでも早くこの魅力に気づき、健康な体を自分のものとしてください。

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